私の娘は小学2年生で不登校になった
突然不登校になったわけではなく、小1のころから行き渋ることがあり、最長で1週間休んだこともあった
今娘は完全不登校になり、家で元気に過ごせている
家では勉強なんてほとんどせず、YouTubeを見たりゲームをしたり、タブレットで絵を描いたりしている
(電子機器で遊ぶことしか知らないのか、それらができないと暇そうにしているのが最近の悩みごと)
学校を手放したのが早かったのか
最近思うのが私は学校を見限り、離れるのが早かったのではということ
娘が学校に行きたがらなくなったころ、毎朝娘に学校に行くのか確認をして泣かれ、無理そうだと思ったら学校へ欠席連絡をしていた
毎朝不安だったし、なんなら前日の夜から不安だった
娘もだんだん夜眠れなくなり
「明日どうしよう、どうしたらいいの?」って聞いてきた
自分から「学校に行きたくない」「行かない」って言えればまだ良かったのかもしれない
でも娘の性格的に「そんなことは言っちゃいけない」って思っていたんだと思う
そして親の私たちが娘にそうさせていた
私は学校に行けない娘を叱り、行かないとわかるとイライラした姿を見せ、娘に罪悪感を抱かせていた
(家の居心地が悪くなれば学校に行ってくれると思っていた)
そして自己嫌悪に陥り後悔した
そして先に私の方が疲れてしまい、学校に行かせることを諦めてしまった
その結果が完全不登校だと思っている
でももっと私が前向きに、元気に、娘に声をかけていたらどうなっていたのか
学校を諦めず、なんとか行かせようと頑張っていたら今と違っていたのだろうか
付き添い登校を頑張れば良かったのか
「付き添い登校」とは、一人で学校に行くことが不安な子どものために学校の中まで親が一緒に着いていくこと(同じ教室で見守ったり、廊下や別室で待機したりなど様々)
私は付き添い登校をしたことがないんだけど(やったら鬱になりそうでできなかった)、
もし頑張ってやっていたら娘は登校できるようになったのかもしれないと思うことがある
以前娘の同級生で付き添い登校で通っていた親子がいた
そのころはまだ娘は不登校ではなかったものの、一人で登下校するのが不安だったので毎日送り迎えをしていた
私は付き添い登校をしているお母さんを「大変そうだなぁ」と他人事のように見ていた
そしてその付き添い登校していた子どもは、2カ月くらいで一人で登校できるようになっていた
私と一緒に歩く娘とは違い、お友達と一緒に楽しそうに歩いていた
私が親じゃなければ娘は学校に行けていたのか
「不登校は親のせいじゃない」と言ってくれる不登校の支援者は多い
でも私がもっと頑張れば、娘は学校に行けていたんじゃないかと考えてしまう
- 私が付き添い登校をすれば
- 私がママ友付き合いをもっと頑張れば
- 私が他の子どもにもっと声をかければ
- 私がもっと先生に意見をしたり相談ができれば
- 私がもっと明るくて元気で積極的だったら
書いてて悲しくなるけど、私が娘の親じゃなければ娘は学校に行けていたのではないかって思ってしまう
やはり不登校は親の影響が大きいのでは?って
そんなこと確認しようがないからわからないけど、私がもっと頑張れていたらと思うと娘に申し訳なく思う
不登校は別に親がさせるものではないと思うけど、わが家に関してはどうかなぁ
私は専業主婦なので不登校になりやすい環境でもあったと思うし
(共働き家庭でも不登校にはなるけど、私が専業主婦なので休ませやすかったのは事実)
あと私自身、学校が苦手だったので娘の気持ちがわかってしまったのも大きい
私は不登校の経験がないけど、「学校嫌だよね」って共感できてしまった
(幸い私は勉強ができる方で、先生の言うことも素直に聞ける「学校に適応できるタイプ」だったので不登校にはならなかった)
不登校を許した親としての責任を考えていく
私は娘を不登校にさせた親とは思っていないけど、不登校を許した親だと思っている
この判断が正しいのか間違っているのかはわからないけど、
もし娘をなんとか学校に行かせようとしていたらわが家は崩壊していたような気がする
(多分私が鬱になっていたんじゃないかな・・・)
でも今頑張って付き添い登校をしていたり、
子どもに学校に行ってもらおうと努力している保護者を見ると
「自分は間違っているんじゃないか、娘を学校に戻す努力をするべきなんじゃないか」って思ったりする
ただ娘は学校に行きたがらないし、私ももう疲れた
だから不登校を許さざるを得なかったので、その先をどうするのかを考えるのが親としての責任だと思っている
子どもが不登校になったけどその先をどうするのか、
勉強はどうするのか、
進路をどうするのか、
人との関りをどうするのか
それらを考え、手助けする責任が不登校を許した親にはあると思っている
まわりとは違うしモデルケースも少ない、どうしていいのかわからない状況で、できるだけ情報を集めてやっていくしかない
正解なんてわからないけど、学校に行ってほしいと思って頑張っている親も、不登校を許さざる得なかった親も、みんな子どものために頑張っている
簡単に不登校を許したわけじゃない、甘い親だって思われたくない
コメント
コメント一覧 (2件)
めるるんさん、こんにちは。
行き渋りの子どもを何とか学校に連れて行こうとしていた時期、思い出すと辛くなります。
付き添って行ってたけど、全然行けるようにならなかったです。
私の場合は、もう少し早く諦めて休ませてあげたら良かったと後悔しています。
私も、小学生の不登校の情報が少なくて、今までネットや本の情報に振り回されてきました。
これからどうしたらいいのかっていうこと未だに分かりません。短時間の別室登校も嫌がってきたのでやめた方がいいのかな、家にずっといる方がエネルギー貯められるのかな?とか考えます。親が頑張ってどうにかなる事じゃない気がするので、成り行きにまかせたらいいのかな、とか。
先日、海外にいる友達に娘が不登校になってる事を伝えると、こんな返信が返ってきました。
「気候変動とか戦争で世界が大変なことになっていて、〇〇ちゃんが大人になるころは、もう世界の仕組みも変わっているだろうから、普通に学校に行くことが前提の社会ではなくなっているから大丈夫よ。不登校になる方が普通だよ、こんな世の中で。」と。
この言葉で私はだいぶ気が楽になりました。
2学期、もっと不登校の子が増えたらいいのに、と密かに願ってしまっています…。
みかんさん、こんにちは
返信が遅くなり申し訳ありません( ;∀;)
私ももう少し早く休ませていればって思います。
以前見た番組で、不登校の親にアンケートをとった際、
後悔していることの一位が「学校に無理やり行かせたこと」でした。
海外からのお友達のお話、すごく良いですね!
本当にこれからの世の中はどうなるのかわかりません。
学校に行っていても幸せになるのか、今の日本の大人を見ていると感じます。
時代は変わっているのに学校は変わらず、昔のままです。
子どもも保護者も先生ですら、今の教育に対して疑問を持っている人が増えているんだと思います。
その結果が不登校なのかなと。
私も不登校の子どもが増えたらいいのにって思います。
みんなが不登校になったら世の中どうなっちゃうんだろうって。
国はもっと動き出すのかなって期待してしまいます。
いつもコメントありがとうございます^^