小学生の子どもが不登校になり1年が経ちました。
子どもは積極的に外出をしたがりませんが、それでも最近は家で暇そうにしており
「友達がほしい」
と言うようになりました。
ではどこに行こうか、どこなら同年代の子どもがいて不安が強い子どもでも安心して通うことができるのか。
小学生の不登校の子どもの居場所としてどこがいいのか、考えていきます。
フリースクールや教育支援センターは中学生ばかり
子どもが不登校になるとよくまわりから言われるのが
「今は不登校になってもフリースクールがあるんでしょ」っていう言葉です。
私もそう思っていましたが、
フリースクールがどこにあるのか、数はどのくらいあるのか、料金はいくらかかるのか知っていますか?
って聞きたいです。(私は知りませんでした)
そして入学できる年齢が決まっているところが多く、その多くは小学4年生からになっています。
これは教育支援センターも同じで、場所によりますが低学年だとやんわり断られます・・・
(じゃあ最初から低学年お断りって言ってほしいです)
フリースクールも教育支援センターも基本自分で勉強できることが求められています。
なのでどこも中学生以上が多いようで小学生の子どもは通いにくいのかもしれません。
小学生は放課後デイサービスに通っている子が多い
では小学生で不登校の子どもはどこにいるのって思いませんか?
以前教育相談に行った際に聞いてみたところ、
「小学生の子どもは放課後デイサービスに通っている子が多いかも」と言われました。
放課後デイサービスは障害がある子どもが療育のために通える場所です。
そして放課後だけではなく平日の昼間でもやっているため、不登校の子どもの中には昼間通っている子どもがいるそうです。
在籍してる学校で別室登校や保健室登校はできるの?
SNSを見ると、教室に入れない子どもが別室登校や保健室登校などをしているという話を聞きます。
ただこれは学校によって違います。
うちの子どもの学校では別室登校や保健室登校はやっていませんでした。
なので教室に入れない子どもは職員室で過ごしていたと聞きました。
今は教員不足なため別室専門の先生を用意できないのかもしれません。
そもそも親から離れられるのか
そもそもの話ですが、小学生で不登校の子どもって親から離れて一人でフリースクールや教育支援センターに行けるんでしょうか?
不安が強いタイプや慣れるのに時間がかかるタイプ、人と話すことが苦手だったり困ったときに声をあげられないタイプは、親から離れられるのか疑問です。
親が付き添いができる場所ならまだいいですが、教育支援センターは親は付き添いできないと言われました。
そもそも子どもは居場所を求めているのか
そもそもの話ですが、不登校の子どもは居場所を求めているんでしょうか?
うちの子どもは最近は友だちがほしいと言っているし、同年代の子どもとたまに遊ぶとすごく楽しそうにしています。
でも家で過ごすことが好きなようだし、フリースクールの見学に行っても「ここに通いたい」とはなりません。
実は居場所を探しているのは子どもよりも親の方で
不登校でも大丈夫、
不登校でも人とコミュニケーションがとれる、
不登校でも勉強している、
不登校でも外出できる、
そう思いたくて焦って居場所を探しているような気がします。
そもそも居場所とはなにか
そもそも不登校の子どもの居場所とはなんなんでしょうか?
なんとなくフリースクールって思いがちですが(ていうかフリースクールしか知らない)、子どもが安心して行ける場所ならどこでもいいのかもしれません。
そして子どもが安心して話せる人がいれば場所なんて本当はどこでもいいのかもしれません。
自宅からオンラインフリースクールに繋がるという選択
最後に最近私が気になっているのが「オンラインのフリースクール」です。
実際に通うフリースクールと違ってオンラインならではのメリットがいくつかあります。
オンラインフリースクールのメリット
- 料金が安い
- 小学校1年生からでもできるところがある
- 親と離れなくてもいい
- 通わなくてもいい
- パソコンが使えるようになる
特に送迎が必要ないというのがメリットだと思います!
子どもが小学生だとフリースクールに一人で通わせるのが不安ですが、オンラインなら送迎の必要がありません^^
また不安が強い子どもだと、親のいる家から参加できるオンラインフリースクールは安心だと思います。
ただデメリット、というか心配なことは
オンラインフリースクールのデメリット
- パソコンのマウスやキーボード操作
- 親が手伝わないといけない
- オンラインで会話とか楽しいの?
ってことです(;^ω^)
低学年だとまだキーボード操作(ローマ字がわからない)やマウス操作が難しかったりします。
親が近くで手伝わなければいけないのは大変そうです・・・でもパソコン操作ができるようになる良いきっかけかもしれません!
小学生で不登校の子どもの居場所は少ない
ここまでの結論は「小学生で不登校の子どもの居場所は少ない」ということです。
特に低学年だとフリースクールや教育支援センターを利用できなかったりして、本当に居場所がありません。
そのことを子どもが不登校になってから初めて知り、愕然としたことを覚えています。
「うちの子どもの居場所がない、小4からじゃないとどこにも行けなし、行けたとしても中学生ばかり・・・」
こんなことを思いました。
ただ子どもは親から離れて一人で通えるのかもわかりません。
なので今は親から離れられるように安心できるようにするための準備期間ととらえています。
いつかはどこかに一人で行かなければなりません。
そのときまでには元気で外出できるようにしていきたいと思っています。
コメント