こんにちは(‘ω’)ノ
小学生の不登校の母、めるるんです
娘が不登校になってからこれまで、たくさんの不登校関連の本や動画を見てきました
しかし本や動画の内容によっては、悩む不登校の親を追い詰めたり、バカにするようなものもあり、見てしまったことを後悔するものもありました
私は子どもが不登校の保護者に、自分をさらに追い詰めてしまうような本や動画は見てほしくありません
そこでこの記事では私が読んでよかった本や、見てよかった動画を紹介したいと思います^^
子どもの不登校が少し楽になる、おすすめの本5選
不登校に関する本はたくさん出ていますが、読んでみるとつらくなってしまう内容や「自分のせいで子どもは不登校になった」と思い詰めてしまうものもあります
また「親子関係を修復しましょう!」と言って親から子どもへの接し方をレクチャーしてくれる本もありますが、人によっては逆に関係が悪くなるケースも・・・
私もこれまで不登校関連の本はいくつか読んできましたが、自分には合わなくて売ってしまったものもあります
ここでは私がおすすめする、子どもの不登校が少し楽になる本を紹介します(‘ω’)ノ
不登校が少し楽になる!おすすめの本5選
- 「学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで」今じんこ
- 「NPOカタリバがみんなと作った不登校親子のための教科書」今村久美
- 「マンガでわかる!学校に行かない子どもが見ている世界」西野博之
- 「マンガで読む学校に行きたくない君へ」棚園正一
- 「子どもが教育を選ぶ時代へ」野本響子
「学校に行かない君が教えてくれたこと 親子で不登校の鎧を脱ぐまで」今じんこ
最初に紹介するのは今じんこさんの「学校に行かない君が教えてくれたこと」というエッセイマンガです
このマンガはSNSでよく流れているので、知っている人も多いかもしれません
マンガは作者の今じんこさんの長男が、小学1年生から学校に行き渋るようになったところから始まります
このマンガのすごいところは、とにかく包み隠さず不登校の親子の葛藤が描かれているところ!!
包み隠さなすぎるので、不登校の親以外からは批判もありますが不登校の親の私には共感するところばかり
「うちだけじゃないんだ!」って何度も泣きました・・・
子どもに酷いことを言ってしまったり、先生の前では良い顔したり、夫にイライラしたりなど「うちが通ってきたこととまったく一緒!!」って驚きました(;^ω^)
不登校の保護者なら共感してしまうと思います!
あとマンガなので、精神的にしんどくて頭がまわらなくても読みやすいのも良いところ☆
今まで読んできた不登校の本の中で、断トツで共感でき心が楽になる本です!
今じんこさんのブログで少しだけ読めます↓
「NPOカタリバがみんなと作った不登校親子のための教科書」今村久美
次に紹介するのが今村久美さんの「NPOカタリバがみんなと作った不登校親子のための教科書」という本です
この本は娘が学校に行き渋るようになり、初めて買った不登校関連の本です
不登校について何も知らなかった私にとって、まさに不登校の教科書って感じです!
内容はたとえば
- 「学校に行きたくない」と言われたらどうすればいいか
- 病院は何科にかかればいいか
- 学校との関り方
- 不登校特例校
- オルタナティブスクールなどのフリースクール
- 自治体の相談機関
- 中学卒業後の進路
など、子どもが不登校になると役に立つ情報が書かれています
私は子どもがまだ学校に行き渋りの頃に読みましたが、この本を読んでいたので「不登校でも今はいろんな道がある」と少しだけ落ち着いて行動できたと思います(本当に少しだけですが・・・)
今は誰でも不登校になる時代なので、保護者は全員読んでいても良いのでは?
また本の中ではNPOカタリバが立ち上げたオンラインの居場所「room-K」についても紹介されており、オンラインのフリースクールについても書かれています
NPOカタリバについて↓
「マンガでわかる!学校に行かない子どもが見ている世界」西野博之
次に紹介するのは神奈川県でフリースペースを経営している西野博之さんの「学校に行かない子どもが見ている世界」という本です
この本は半分くらいマンガなのでとても読みやすいです^^
西野さんはこれまでたくさんの不登校の親子に関わってきました
この本には「子どもがこんなとき、親はどう関われば良いか」が詳しく書かれています
また不登校の子ども側の気持ちが書かれているので、これまで以上に子どもに寄り添えるようになるはずです
また第5章の「かつて不登校を経験した子どもの座談会、親の座談会」は特におすすめです!
不登校だった子どもたちが、その後大人になってからどうなったのかを知れると少しホッとします
西野さんのおすすめ記事↓
「マンガで読む学校に行きたくない君へ」棚園正一
次に紹介するのは棚園正一さんの「マンガで読む学校に行きたくない君へ」というマンガです
この本はいじめや不登校の体験談がマンガになったものでとても読みやすかったです
またキンタローさん、田口トモロヲさん、宮本亜門さん、山田ルイ53世さんなどの芸能人の体験も載っています
読んでいて悲しくなる場面も多いですが、みんな大人になって働いたり結婚して子育てをしているみたいで安心しました
子どもがいじめられたら、不登校になったら、どうすればいのかのヒントが少し載っているかもしれません
作者の棚園さん自身が経験した、いじめや不登校時代を描いているマンガもおすすめです
「子どもが教育を選ぶ時代へ」野本響子
最後に紹介するのは野本響子さんの「子どもが教育を選ぶ時代へ」という本です
この本は直接不登校とは関係ないですが、日本の教育について考えさせられる本でした
作者の野本さんは、長男が日本の公立学校に合わなかったことをきっかけにマレーシアに移住して子育てをしています
「ハッピーじゃなければ、転校すればいい」というマレーシア人の友人の一言です。興奮気味に授業の面白さを語る中学生の話を聞き、「世界の教育が、実はそうとう面白いのでは?」と思い始めたのです。
我が家も公立学校に馴染めなかった長男を連れて、マレーシアにやってきました。何よりも驚いたのは、その教育の多様性です。
野本響子著「子どもが教育を選ぶ時代へ」より
マレーシアでは学校が合わなければ当たり前のように転校をすることができます
野本さんの長男も9つの学校を経験しています
さらに「ホームスクール」と呼ばれる無認可の教育機関が一般化していることも知りました。そればかりか、英語圏のオンライン教材が実に多彩なので、まったく学校や塾を利用せずに、自学してしまうホームスクーラーもいます。「学校はもういらない」と思う人たちも、少なくないのです。
野本響子著「子どもが教育を選ぶ時代へ」より
「学校はもういらない」ってすごくないですか?
いろんな国の人が住むマレーシアは言語や歴史、宗教が違うため、子どもの教育でも多様性が求められます
日本と比べるのは違うのかもしれませんが、学校に行けないことで死にたくなったりする子どもはいないんだろうなと羨ましくなります
こちらも面白かったです↓
子どもの不登校が少し楽になる、おすすめの動画5選
次はおすすめの不登校に関する動画を紹介します
YouTubeで「不登校」と検索するといろんな動画が出てきます
その中には不登校を悪く言ったり、不登校の親をバカにするものもあって精神的に良くありません
また最近は怪しい?不登校ビジネスのような、不安を煽るようなサムネの動画も多く見られて不愉快です
ここでは私がおすすめする、子どもの不登校が少し楽になる動画を紹介します(‘ω’)ノ
不登校が少し楽になる!おすすめの動画5選
- 【過去最多更新】不登校の子どもを持つ全ての親御さんへ【山田玲司/切り抜き】
- 【不登校のリアル】不登校が急増している理由/もし子どもが「学校に行きたくない」と言ったら/不登校に向く子、向かない子/フリースクールの課題/不登校はお金がかかる/不登校と引きこもりは違う
- 【不登校】理由に「やる気が出ない」「なんとなく」一体なぜ?無理させない親も増加?|アベプラ
- 【不登校】「子どものため」が逆効果…経験者が語る「死が見えかけるところまで頑張らせないで」【久保田智子のSHARE#23】
- 【精神科医が解説】不登校の子供にこれだけはやらないで5選
山田玲司さんの動画「不登校の子どもを持つ全ての親御さんへ」
まず最初に紹介するのは山田玲司さんの動画です
YouTubeで「不登校」と検索した際に出てきたんですが、私山田玲司さんのこと知らなくて・・・
漫画家さんだそうです
こちらの動画を見ると「学校行かなくても大丈夫かも?むしろ正常なのかも?」なんて思ってしまいました
またコメント欄も励みになるコメントが多くて「大丈夫、なんとかなるしなんとかしよう」って思えました^^
山田さんが今の学校に対して怒りながら話しているのでスッキリします
小幡和輝さんの動画「不登校が増加している理由 他」
次に紹介するのは、不登校経験者で現在は経営者の小幡和輝さんが出演した番組の動画です
娘が不登校になったばかりの頃に見て、すごく元気が出た動画です
特に印象に残っているのが小幡さんの「学校に通うメリットってお金がかからないことくらい」って言葉です
それを聞いて心が楽になったのを覚えています
また「フリースクールに通っている子どもは不登校のうちの3%くらい」、「他の子どもは家でゲームでもしているんじゃない?」とあっけらかんと答えていたのも印象的です
学校にも行かず家でゲームをしているなんて、堂々と言えないですからね・・・
小幡さんは本も出しています↓
小幡さんが運営するゲームのオンライン家庭教師の会社です↓
石井しこうさんの動画「不登校理由に「やる気が出ない」「なんとなく」一体なぜ?」
次に紹介するのは、不登校経験者で現在は不登校ジャーナリストの石井しこうさんが出演した番組の動画です
2023年度の不登校者数が34万人と発表され、不登校の理由が「子どものやる気がない」とはどういうことなのかを話し合っています
印象に残っているのは乙武洋匡さんです!
教員経験のある乙武さんの話は共感できるものが多く、教員の働き方、余裕のなさについて発言されています
そして34万人もいる不登校の子どもに対して「国が公教育を放棄をしている」と言ってくれています
今じんこさんの動画「子どもが不登校になった経験を語る」
次に紹介するのは、おすすめの本でも紹介しましたマンガ家の今じんこさんが出演した番組の動画です
今さんが長男の不登校体験を描いたマンガ「学校に行かない君が教えてくれたこと」について解説してくれています
私は今さんに共感するところが多くて、「私だけじゃないんだ」って安心することができます
マンガの内容についてより詳しく話している動画なので、マンガを読んだことがある人はより詳しくマンガを知れると思います
精神科医さわさんの動画「不登校の子どもにやらないでほしいこと5選」
最後に紹介するのは、精神科医のさわさんの動画です
さわさんには不登校で発達障害のお子さんがいます
精神科医ということなので、非常に説得力のある動画だと思います
またこの動画以外にも、不登校の子どものことで悩んでいる動画もありこちらもおすすめです
最近さわさんの本も買いました!
子どもの心に寄り添った本で、子どもが何を考えているのか、どうしてほしいのかなどが書かれています
子どもが不登校になったらまずは親が安心できる本や動画を見よう
ここまでおすすめの不登校関連の本や動画を紹介してきました
私は子どもが不登校になってからとにかく毎日不安でした
不登校になり1年以上経った今も「これでいいの?この先どうしたらいいの?私が間違ってるの?」と不安で眠れない夜もあります
その不安から「このままどうするの?」「せめて勉強しよう!」「学校には戻らないの?」なんて言ってしまい、子どもをさらに追い詰めたり不安にさせたことも・・・
結局、親に不安があるのが1番良くないんです
そして親に不安があるのは不登校に関する知識や情報がなく、不登校になった先の見通しが立たないからです
親が不登校の本や動画を見ても子どもが学校に行けるようになるわけではありません
でも私は「こんな方法もあるのか」「自分と同じ悩みの人がいた」「夫婦で揉めるのはうちだけじゃないんだ」などと思うだけで、心が楽になります
よく「親が元気じゃないと子どもが不安になる」と言いますが、本当にそうだと思います
子どもが不登校になると親は元気で笑顔でなんていられませんが、親が毎日泣いていると子どももつらいです
まずは親が元気になれるように、不登校でも生きていけるんだって安心できるように、
不登校の先輩方の本や動画を見ることをおすすめします^^
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