2025年2月 インスタの不登校界隈に思うこと(ほぼ愚痴)

当ページのリンクには広告が含まれています

小学生の不登校の母、めるるんです

最近インスタで不登校について検索したときに「なんか違うんだよなぁ」と思うことがありました

そのモヤモヤやなんとも言えない気持ちを吐き出そうと思います

私は不登校の母になってもう1年半以上が経ちます

まだまだ悩むこともあるし毎日「これでいいんだろうか」と不安になったり焦ったりします

そしてそれがいっぱいになると、ただ家でだらだらYouTubeを見ているだけの娘に当たってしまうことも

そんな私は基本X(旧ツイッター)で不登校や発達障害の情報を集めたり、同じ不登校の保護者の方と共感し合ったり励まし合ったりしています

でも最近インスタを始めて(めちゃくちゃ遅い)Xとは全然違うことに気が付きました

目次

インスタとXの違い

インスタとXはどちらも有名なSNSですが、いる層が全然違うと思います

インスタはいわゆる陽キャ、リア充、自己表現をしたい人が多い印象です

インスタは写真がメインのSNSなので、載せたい写真がある人(友達と遊ぶ、外出する、外食するなど)がいるので外交的な人が多く集まるんだと思います

逆にXは文字がメインのSNSです

Xは別に外出しなくても、誰かと会わなくても、映える写真がなくても、家で手軽に発信することができます

インスタよりもXの方が治安が悪いような気がするのも、適当に手軽に文字だけで人を攻撃できるからかもしれません

実際にXと同じような文字がメインのSNSであるThreads(スレッズ)は、インスタと同じアカウントを使って発信するため治安が良いような気がします

私はインスタもスレッズもXもやっていますが、スレッズはXよりも匿名性が少ないからか、暴言を吐く人が少ないと感じます

(ただ単純にXよりもスレッズをやっている人が少ないからかもしれませんが)

インスタの不登校界隈の特徴

さてインスタの不登校界隈についてですが、Xとインスタではいる人の層が違うので同じ不登校の保護者でもインスタとXでは全然違う内容が発信されています

私が感じたインスタにいる不登校界隈の特徴

  • 不登校ビジネスっぽいアカウント
  • スピリチュアルっぽいアカウント

この2つが多い気がします

というかこの2つ以外はあまり見ないし、不登校の保護者は鍵アカウントの方が多いと思います

(そもそもインスタで発信する人ってもう業者?ビジネス?みたいな人が多い印象)

不登校ビジネスっぽいアカウント

まずは不登校ビジネスっぽいアカウントについてです

これは本当に多くて、というかそればかり出てきます!

まずインスタで「不登校」と検索すると、写真ではなく文字メインの画像ばかりが出てきます

インスタで「不登校」と検索ると出てくるおすすめのフィード投稿

数年前のインスタは「映え写真」を載せる人がメインでしたが、今は写真だけではなく文字を入れるなどの加工をするいわゆるビジネスっぽい、業者っぽいアカウントが多いそうです

不登校のアカウントもそんな感じでプロフィールを見に行くと

「この人はなにかの発信者?カウンセラー?」と思う人ばかりで驚かされました

たとえば名前の横になにかの肩書がついているような人です

Xの不登校の保護者は日々の悩みや愚痴を書く人が多いですが、インスタでは不登校で悩む保護者を助けたい!というような考えを持っている人が多い印象です

なんとなくそういう人たちって「不登校ビジネス」っぽくて私は苦手です・・・

しかも発信している内容もあまり参考にならず、みんな同じようなことを言っています

  • まずはお母さんが幸せに
  • 不登校は悪くない
  • 親がこうすれば子どもも変わる

みたいな

だいたい不登校に関する本を読めば書いてあることばかりです

自分のインスタのプロフィールに「子どもが不登校」と書くと、そういったビジネス系の方からフォローされることも多いです。その方のプロフィールを見に行くと、公式LINE登録を促す人も多く「不登校ビジネスっぽいな」ってがっかりしてしまいます( ;∀;)

スピリチュアルっぽいアカウント

2つ目はスピリチュアルっぽいアカウントです

一見業者っぽくなく、見に行ったプロフィールに「不登校」や「ホームスクーリング」と書いてあるので、同じ不登校の保護者だと思っていると・・・

なんとなくスピリチュアルっぽいの好きそう?

占い、ヨガ、宇宙、氣、アロマ、マッサージ、パワー、自然、みたいなワードを書いている人がけっこういます

別に悪くないんですが、なんでみんなそうなの?って不思議に思ってしまいます

私も占いは好きだし、ヨガやアロマ、マッサージも興味はあります

でもなんか思想が偏っていそうというか、やたらと宇宙とかパワーとか味噌作りだしたりとか(;’∀’)

(私も味噌作りはやってみたいけど)

自然派と呼ばれる系が不登校の保護者には多そうだなと思っています

自然派も別に悪くはないし食べ物でもなんでも手作りするのは良いことだと思いますが、偏りすぎると少し関わるのを躊躇してしまいます

そして問題なのが小規模フリースクールをやっている人の中にはこういう人も少なくないということ

以前興味を持ったフリースクールがあったのですが、インスタの方で「宇宙と交信しよう」みたいなことが書かれていて(;’∀’)

学校に行けずフリースクールに居場所を求めてやってきた親子に、なにやら怪しい思想を植え付ける人もいるので注意が必要ですね

子どもが不登校になると日本の教育に疑問を持つ人は多いと思います。そういう人が自然の中で子ども本来の姿で過ごそう、みないな自然派教育に向かうのもわかります。また子どもが不登校になったことで精神を病み、占いや宗教にすがる気持ちもわからなくもないです。しかしそういう不登校の親の弱みに付け込み、高額なお金を請求する悪い人たちがいるので気をつけないといけません。

不登校の親は何者かにならなければいけないのか?

最近思うんですが、不登校の子どもも不登校の親も何者かにならなければいけないのかと感じることがあります

よく不登校の子どものイメージとして

「何か特別な才能がありそう」

「好きなことに夢中になっていそう」

「将来有名になりそう」

のように「何か他の子どもとは違う特別な子どもなのでは」と思っている人がいます

たしかにそういう子どももいるかもしれません

でもそれは本当に一部で、多くの不登校の子どもは学校に通っている子どもと変わらない普通の子どもだと思います

(これは発達障害の子どもも同じで「何か特別な才能がありそう、天才!」とか言う人がいます)

不登校になったからといって何か特別なことをする必要はないし、ネットに顔を出したり不登校アピールをしたり、学校に通う子どもを悪く言う必要もありません

そうしないといられないのかもしれませんが、周りの大人がたきつけるのは違うと思っています

もちろん子どもが自ら情報発信をしたいならやってみても良いと思いますが、親主導でやるのは少し違うような気がします

そして不登校の子ども同様、不登校の親も別に何者かになる必要はないと思っています

不登校の保護者の中で、SNSの方で情報を発信してくれるのはすごくありがたいことです

なぜなら不登校はまだまだ少数派で、情報もあまり出てきません

なので貴重な情報発信者である不登校の保護者を崇めたり頼ったりする気持ちもわかります

しかし情報発信していく中で、不登校のカウンセラーや専門家のようなものに普通の保護者がなるのは違和感があります

実はインスタで不登校アカウントを作っていた

なんてここまで偉そうにいろいろ書いてしまいましたが、実は最近インスタで不登校のアカウントを作ってみたんです

ただの不登校の情報収集を目的にしたアカウントではなく、「在宅ワークがしたい!お金を稼ぎたい!」っていうなんだかバカみたいな理由ですが(;^ω^)

インスタでお金を稼げる人なんて一握りしかいませんが、どうせ外で働けないしちょっと頑張ってみようと思い、本やYouTubでインスタビジネスについて勉強してみました

そしてインスタのアカウントテーマを考えたときに「子どもの不登校」をテーマにやってみようと思いました

というか今の私に発信できることって不登校のことしかありません

しかも不登校は需要もありそうだし、少しやってみるかーって思いアカウントを作りました

インスタで不登校について発信していくうちに感じた疑問

しかしフィード投稿7つ目で「あれ?なんか違うかも」って・・・

「不登校の保護者向けに不登校に関する情報を発信するアカウント」

「でも業者っぽくない、本当に不登校の親が発信するリアルなアカウント」

「不登校の娘と外出先で写真を撮ることを目的とするアカウント」

これが私のインスタのアカウントテーマでした

娘には「インスタの写真を撮りたいから外出しよう!ぬいぐるみと外で写真を撮ろう!」なんて言って、外出する機会を増やそうと企んでいました

娘も大好きなぬいぐるみとお出かけできるのが嬉しかったようで、写真撮影には協力的でした

(娘の顔はもちろん写っていません)

しかし少しずつ

「なんか・・・これ間違っていない?こんなことして意味ある?

ていうか子どもの不登校をネタにしているような、子どもを使ってお金儲けをしているような(1円も稼いでないけど)」

こんな疑問が出てきました

「そう考えると不登校の子どものことを親が発信するのってどうなんだろう、

子どもはどう思うんだろう、

自分のことを発信されていつか傷つかないかな、

酷い親だと思われるんじゃないかな」

そしてインスタの投稿を一度ストップすることにしました

不登校の情報発信をする意味

私は不登校の情報を発信してくれる人には感謝しています

不登校の情報って表に出てくることが少ないし、地域や学校によっても対応が違います

先生やスクールカウンセラーでさえ知らないことも多かったり、積極的に教えてくれないこともあります

だからこそSNSで不登校の情報発信してくれる人には感謝しているし、そのおかげで何かの支援に繋がれたり相談先を知ることができたりします

私もこのブログで不登校の情報などを発信し感謝されることもあります

自分が教えてもらったことや経験したことを発信することで誰かの役に立つ、

子どもが不登校になり途方に暮れる中で同じ境遇の人同士で繋がれることは本当に素晴らしいことだと思います

結局インスタって疲れる

ブログで子どもの不登校について発信することと、インスタで発信することは何が違うのか

同じように見えますが結局インスタって疲れるんだと思います(._.)

情報量も多いし、とにかくインパクト命!って感じで大げさな文章を書いたりする人が多いです

あとみんな結局似たようなことばかり書いていて参考にならないです

「私が知りたいのはそういうことじゃないんだよなぁ」ってがっかりすることが多いです

普通の不登校の家庭が知りたいんですよね

普通の不登校の親子がどのように過ごしているのか、日々何をしているのかが知りたいんです

でもそういう人は鍵をかけていたり表に出てきません

表に出てくる不登校の家庭は

「不登校でも良いじゃーん」

「学校は悪いとこ!軍隊教育!自由最高!」

みたいな変な歌を歌ったり偏った思想の人ばかり・・・

これじゃあ世間の不登校のイメージが悪くなるだけです(;^ω^)

インスタは不登校アピールする人ばかりが目立ちます。別にそれは良いんですが、学校のことをバカにしたり、不登校のうちの子は天才!みたいな保護者を見ると「一緒にされたくない」って思ってしまいます・・・

私にインスタは向いてなかった

長々とインスタの不登校界隈について書いてきました

結論は陰キャで人とそんなに関わりたくない、群れると途端にしんどくなる私にはインスタは向いていないのかもってことです

インスタで収益を得るのは相当大変だし、いいねまわりや毎日の投稿、不登校ビジネス界隈と関わるのもなんか違うなって思います

Xは不登校アンチも多く腹の立つことも多いですが、鍵をかけて同じ不登校の親同士で情報交換をしたり、日々のつらさを愚痴れるので陰キャな私の居場所はXなのかもしれません(;^ω^)

そもそも載せる写真もなく、映えとか興味のない私にはインスタで稼ぐとか無理ですね

不登校で悩む保護者に偉そうに教授することもありません

「こうすればいいよ!」「不登校の親はこうすべき!」なんてただの保護者が強い口調で煽るインスタは、そもそも不登校界隈とは相性悪いのでは?と感じています

だって不登校対応って各家庭でそれぞれ違いますからね

子どもによっても親によっても学校や環境によっても対応が変わるので、答えなんてほぼないんじゃないかな

それを「こうすべき!」だなんて、強い口調ばかりが目立つインスタ界隈とは合わなくても当然かなと思っています

あと子どもが不登校になり精神的にしんどいときに「こうすべき!」とか言われるの疲れます( ;∀;)

X以上に不登校ビジネスの温床のインスタは私には合いませんでした、

さようならインスタ(‘ω’)ノ

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次