不登校の親の会には行くべき?初参加の感想、行くメリットなど

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小2の子どもが最近学校に行けなくなってしまった、めるるんです。

子どもが学校に行けなくなると、親は孤独を感じるようになりますよね。

なぜなら周りに不登校の親子がおらず、誰にも相談ができないから。

これまで付き合ってきたママ友と疎遠になってしまったり、誰にも会いたくなくなったりします。

そんなときにぜひ活用してほしいのが「不登校の親の会」です。

親の会ではその地域の不登校の親が集まって、情報交換をしたりお互いの悩みを話すことで気持ちが楽になったりします。

「不登校の親の会に興味があるけど行くべき?」

「雰囲気がわからず行く勇気がない・・・」という方は参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 不登校の親の会に実際に参加した感想
  • 親の会に行くメリット
  • 必要な持ち物など
目次

不登校の親の会に行く意味とは

そもそも不登校の親の会に行く意味はあるのでしょうか。

子どもが不登校になると、まずネットで情報集めをする人が多いと思います。

たとえば「不登校」で検索すると、文科省や通信制高校のHP、雑誌の記事などが出てきます。

しかし、不登校の親としてはあまり参考にならないものばかり・・・

SNSで不登校の親と繋がることもできますが、住んでいる場所も違うため参考にならない場合もあります。

私が思う不登校の親の会に行く一番の意味、

それはその地域のリアルな情報を知ることができる!

これだと思います。

親の会はそれぞれの地域で行っているので、その地域の学校の話、受験の仕方、無料で行ける場所など他の親から聞けたりします。

自分以外の不登校の親に会える

私が不登校の親の会に行って良かったことは、自分以外の不登校の親に会えたことでした。

これまでSNSで不登校の親と繋がってきましたが、みんなどこに住んでいるのかもわかりません。

もちろん共感しあえるので安心することもできますが、

内心「みんなどこにいるの?現実にはまわりで不登校の人なんて見たこともないよ・・・」

わが家だけが不登校なのではと孤独を感じていました。

不登校の親の会に初めて参加したときはとても緊張しましたが、

「本当にうち以外にも不登校の親がいるんだ」と安心しました。

家での過ごし方などリアルな話が聞ける

不登校の親の会では、子どもが不登校になってからどう過ごしているかなど色々な話をします。

  • 家でどのように過ごしているのか
  • 子どもは勉強しているのか
  • 外出はしているのか
  • ゲーム、YouTubeは見せているのか
  • 昼夜逆転していないか
  • 学校との話し合い方
  • 夫婦でのやりとり

など

不登校の親同士じゃないとわかり合えない話ができます。

今まで誰にも相談できなかった話ができ、先輩ママからアドバイスや他の家庭がどうしているかなどが聞けます。

学校への対応の仕方が聞ける

子どもが不登校になると、

毎日の欠席連絡やプリント類の配布、行事に参加するのかなど、在籍校とのやり取りが増えます。

子どもが不登校で悩んでいる中、学校から連絡が来るとますます悩み落ち込み

「自分はダメだ母親だ」

と思う人も多いと思います。

不登校の親の会では他の親が学校とどのように付き合っているのかが聞けます。

たとえば

  • 給食費を払わないようにできる
  • プリント類をもらわなくても大丈夫
  • 欠席連絡の仕方

など

不登校の親の会に行くと学校のこと、受験について、平日の昼間に行ける場所などその地域の情報を得ることができます。また実際に不登校の親に会い、一緒に泣いたり笑ったり共感しあえるのも良かったです。

実際どのくらいの人が行ってるの?

実際に不登校の親の会に参加している人はどれくらいいるのでしょうか。

X(旧ツイッター)で不登校の子を持つ保護者にアンケートをとらせてもらった結果、

約3割ほどの保護者が親の会に参加した経験があることがわかりました。

想像よりも少なかったです。

やはり場所が遠かったり、行く勇気がなかったり、そもそも人に会える元気がなかったりなどが理由かなと思われます。

今はリモートで話せたりSNSで不登校の親と繋がることもできるので、親の会に行く必要がないのかもしれませんね。

不登校の親の会、行ってみたいけど不安・・・

不登校の親の会、興味はあるけど行くのが不安という人も多いと思います。

私が行く前に不安だったことは

  • きちんと話せるか不安
  • 傷つけられないか不安
  • プライバシーが守られるか不安

ということでした。

特に私は緊張しやすく人前で話すことが苦手です。

自己紹介も苦手なため、みんなから注目されながら話す自信がありませんでした。

でも結果的になんとかなりましたし、みんな同じ気持ちなんだと思えば大丈夫です。

話すことは緊張しますが、それ以上に得られるものは大きかったので満足でした。

きちんと話せるか不安

私が行った不登校の親の会では、最初にそれぞれ自己紹介をしました。

これが本当に緊張し、話した瞬間から泣いてしまいました( ;∀;)

しかし本当にみなさん優しくて、私の話を静かに聞いてくれました。

また「私も最初は泣いたよ」と何人かの方からフォローをしてもらえました。

上手く話せなくても大丈夫です。

傷つけられないか不安

子どもが不登校になると、そのことを人に話すのがこわくなります。

たとえばママ友や家族、職場の人に話した際に

自分の子育てを否定されないか、怒られないか、根掘り葉掘り聞かれないか、など。

不登校の親の会に行く前もそれが少し不安でした。

自分の子育てについて甘い、過保護、もっとこうした方がいいなどと言われないか・・・

せっかく行っても傷ついて帰ってくるのではと思っていました。

しかしそんな心配はいりませんでした。

みなさん本当に優しく思いやりがある人ばかり。

ぐいぐい来る人もおらず、連絡先の交換も無理にありません。

他の家庭を否定せずにそっと見守る、

これが当たり前のようにできる人ばかりでした。

プライバシーが守られるか不安

不登校の親の会ではそれぞれの子どものこと、学校のこと、夫婦のことなどを話したりします。

もちろん話したくなければ話さなくても大丈夫。

しかし結構赤裸々に「そんなことまで話しても大丈夫?」という内容まで話す人もいます。

でも話すことですっきりしたり、共感しあえたりもします。

その際に不安なのが

「情報が漏れないか、プライバシーが守られるか」ということ。

しかし私が行った親の会では最初に

「ここで話したことは外部に漏らさないこと」

という説明がありました。

私が行った不登校親の会では「宗教、セミナーの勧誘は禁止」でした。たしかに不登校で悩んでいる保護者を狙っている「不登校ビジネス」があるので、そういった決まり事があると安心します。

不登校の親の会に行きたくなったら準備すること

不登校の親の会に行きたくなってきましたか?

それでは参加するために準備することは以下の4点です。

  • 地域の親の会を調べる
  • DMなどで予約する
  • 子どもの預け先の確保
  • 話す内容、質問を考えておく

地域の親の会を調べる

まずは自分が住んでいる地域に不登校の親の会があるのか調べましょう。

人口が少ない地域だと不登校の子どもがいない場合もあるため、親の会がないこともあります。

まずはネットで検索してみましょう。

また最近はリモートでも親の会があるので、実際に行かなくても交流することができます。

DMなどで予約する

行きたい不登校の親の会が見つかったら、行けそうな日を予約してみましょう。

電話や最近だとSNSでDMを送るところが多いと思います。

その際に、気になることがあれば質問してみると良いでしょう。

子どもの預け先の確保

不登校の親の会は親だけの参加のところがほとんどです。

たしかに子どもがいると話せないこともたくさんありますよね・・・

まだ一人で留守番できない年齢だと子どもの預け先の確保が必要になります。

話す内容、質問を考えておく

不登校の親の会では色々なことを話します。

まずだいたい自己紹介から始まるので、子どもの年齢やいつから不登校なのかなど、

話せる範囲で話せるようにしておきたいです。

また他の親に質問があれば考えておきましょう。

せっかくの機会なので普段の小さな疑問など聞けると良いですね(^^)

持ち物

不登校の親の会に行く際の持ち物の例です。

  • スマホ
  • 資料の入るバッグ
  • 紙とペン
  • 飲み物
  • ハンカチ
  • ティッシュ

親の会に行くと通信制高校やフリースクールのパンフレットなどがもらえることもあります。

なのでそれらが入るバッグがあると便利です。

また話を聞きながらメモ書きをしてる人もいました。

あと泣いてしまうこともあるので、ハンカチとティッシュは必須だと思いました。

実際に親の会に行ってみて

実際に不登校の親の会に行ってみての感想です。

色々な親の会があるとは思いますが、私が行ったところはとある施設を借りておこなっていました。

定期的におこなわれているようで、主催している方も不登校の子どもがいる当事者でした。

なので同じ気持ちで話すことができるためすごく安心できました。

人数は10人ほど、女性が多い

人数は毎回10人ほどが集まるそうです。

女性がやはり多いですが、男性も少しですがいました。

年齢は30代から50代くらいで、子どもの年齢も小学生から高校生まで。

みんな優しそうで穏やかな方が多く、話しやすい雰囲気でした。

それぞれの自己紹介、子どものことを話す

最初はそれぞれ自己紹介をします。

子供の人数、いつから不登校なのかなど。

たくさん話す人もいますし、泣いて話せない人もいます。

私はすぐに泣いてしまい、ほとんど話せませんでした(´;ω;`)

自己紹介のあとは小学生の親グループと、中学生・高校生の親グループ分かれて話をしました。

子育ての悩みだけではなく、夫婦のこと、仕事のことなどを話しました。

初めての人はみんな泣いて話す

子どもが不登校になり悩まない親はいません。

ずっと孤独の中、やっとたどり着いた親の会で仲間と初めて会い、誰にも相談できなかったことを話します。

なので初めて参加する人はみんな泣いて話すそうです。

みんな優しい、責める人は誰もいない

不登校の親の会では、他の家庭の子育てを否定したりする人はいません。

子どもが不登校になると、自分の子育てを否定されることがあります。

「過保護」「甘やかしすぎ」「親が優しいから」「家の居心地が良すぎる」

など、

なんとなくじんわり傷つくことがあります・・・

しかし親の会ではみんな同じ不登校の親です。

教科書どおりにはいかない子育ての難しさを実感しているからこそ、他人にも優しく、子育てに口出したりもしません。

親の会は自分と同じ不登校の保護者に会える場所。不登校が解決する場ではないですが、同じ気持ちを共感できたり、地域の情報を得ることができます。

迷ってるなら一度行ってみて

子どもが不登校になってからずっと気になっていた不登校の親の会、

緊張して上手く話せませんでしたが行って良かったと思っています!

一番の収穫は、自分以外に子どもの不登校で悩んでいる保護者の方と初めて会え、「うちだけじゃないんだ」と思えたことです。

ネット上には不登校の保護者はたくさんいますが、リアルではなかなか会うことができません。

もし迷っているのなら、一度行ってみることをオススメします。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • めるるんさん、こんにちは~azumaです。
    親の会やフォーラムでのお手伝いでお会いしています、覚えているかしら。
    覚えていなければそれはそれで大丈夫です笑

    最近の親の会でこちらのブログを見て参加された方がいて
    とても良い情報発信、内容も読みやすくまとめられていて
    すばらしいなと思いコメントさせていただきました。

    めるるんさんと娘さんが心穏やかに過ごされていることを願ってます。
    また機会があればお会いしましょう!

    • azumaさん、こんにちは^^
      もちろん覚えていますよ~コメントいただけて嬉しいです!
      お返事遅くてすみません。気づきませんでした・・・

      ブログ読まれててびっくりしました(;^ω^)
      しかも参加された方がいたなんて・・・
      嬉しい感想もありがとうございます!

      また機会があれば親の会に参加したいと思っています。
      コメントありがとうございました^^

  • 初めまして。
    札幌在住で不登校の小学生の娘がいます。
    別の不登校親の会に参加しようと思っていたのに娘がゴネて置いて行けず、参加できませんでした…。
    他の親の会を検索していたらこちらのブログを見つけました。いろいろとうちと共通点が多く、うんうんと頷きながら読んでいました。情報提供ありがとうございます。

    • みかん様

      初めまして。コメントありがとうございます^^

      子どもが小さかったり一人にできなかったり預け先がないと、
      不登校の親の会に参加するのもなかなか大変ですよね。
      私もなかなか参加できていませんが、その代わりSNSなどで情報集めたりしています。

      お子さんの不登校でとても悩まれていると思いますが、
      みかんさんもお体にお気をつけてお過ごしください。

      ブログ読んでくださりありがとうございます(*’ω’*)

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